今月は柿と戦っておりました・・・( ゚Д゚)
こんにちわ!
気付けば、もう10月下旬ですね(汗)。。。
一か月程、更新をサボっておりまして、ごめんなさい。。。
この一か月、何をしていたかというと。。。

柿と悪戦苦闘しておりました。。。
柿の木って、こんなに実がなるの?!という感じで、
ただただ驚いております(;^ω^)
近所の柿の木も、たくさん実をつけている光景が見られるので、
今年は柿のなり年なのかもしれませんね。。。
少なくとも700個以上はとれました。。。
上の写真のような光景を、4~5回、目にしております。。。
収穫し始めの頃は、「こんなに採れた( *´艸`)!」と喜んでおりましたが、
最近は、「えっ?!まだこんなに採れるの(;'∀')???!」と、
ただただ驚くばかりです。
ほぼ収穫が終わったものの、でもまだ木の上の方に幾分、残ってます。
多分、100~200個は残っているかと思われます。。。( ゚Д゚)
収穫中に大きく傷つけたり、収穫後の処理が間に合わずに、
カビてしまって捨てた柿もあるので、1000個くらいは木になっていたかと。
摘果とか一切していなかったので、一つ一つは小ぶりなのですが。。。
それでもたくさんあると、なかなか大変でした。
そして渋柿なので、そのままでは食べられないという。。。((+_+))
まぁ、日本に存在する柿ってのは、ほとんどが渋柿で、柿の品種だけでも
1000種あるそうなんですが、完全甘柿は10数品種のみだそうです。
お店に売られている柿も、渋抜きされて売られていたりします。
(勿論、完全甘柿の品種も売られてます!
完全甘柿は、柿の実にゴマの入ってるやつです)
売られている柿は、炭酸ガスを使って、大量の柿を一気に脱渋することが
多いそうです。ドライアイスを使えば、家庭でもできるらしいので、今度、
ドライアイスが手に入ったらやってみようかな・・・
柿の渋が抜ける速度が早いので、シャキッとした柿に仕上がるそうです。
話がそれましたが、我が家で収穫した柿は、
収穫時に傷がついたものは干し柿に、傷のないものは柿の渋抜き用
アルコール(通常、ホワイトリカーなどのアルコール度数35%以上のお酒を
使えば渋抜きできるそうですが、アルコール度数が高い方が確実に早く
渋が抜けるとのことです)を使って、生食用に渋抜きをしました。

↑ しばらく、柿にキッチンが占拠されていました・・・
ヘタが上に向いている柿は、傷ものなので、干し柿用。
ヘタが下に向いている柿は、アルコールでの渋抜き用。
所々にある、赤い柿は熟し始めているので、そのままブヨブヨに
なるまで熟させてから食べます(熟すと勝手に渋が抜ける)。
ここでちょっと備忘録として、柿の渋抜き方法を書きたいと思います。
昨年も柿の処理をしたのですが、完全に忘れてたので・・・
<アルコールによる渋抜き方法>
・35%以上のアルコールを使用する。
アルコール度数が低いと、うまく渋が抜けない or 時間がかかる。
・柿のヘタを短く切っておくこと。
柿が渋いのは可溶性タンニンを含んでいるためであるが、
アルコールが酸化することでできるアセトアルデヒドを、柿がヘタから
呼吸することで果実内に取り込む。
アセトアルデヒドとタンニンが結合することで、タンニンが不溶化され、
食べても渋みを感じなくなる。
(炭酸ガスを使う場合、炭酸ガスにより柿が酸欠状態になるので、
柿の果実内でアセトアルデヒドを作られ、渋抜きされる。
干し柿は、皮をむくことで表面に皮膜ができてしまい、柿の果実が
呼吸できなくなるため、渋抜きされる。)
⇒参照:『日本植物生理学会のサイト 植物Q&A』より
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=2545
<干し柿の作り方>
・柿のヘタについている枝の部分をT字になるように残して収穫する。
・柿を洗って、余分なヘタの部分を切り取り、皮をむく。
(ヘタは、柿の実と接着していないピラピラしている部分だけ取る。
ヘタ全部が取れてしまうと、干しにくくなるうえ、干して水分が抜ける
過程で、ヘタのくぼんでいる部分を巻き込むように縮んでいき、
ヘタのくぼみの箇所が風にさらされにくくなることから、カビてしまう
こともあるので、ヘタ全部を取らないように注意する)
・柿のT字になっている枝の所に紐(タコ紐やビニール紐)を巻き付けて、
柿同士を繋げていく。
紐の一番上は吊るす場所に巻き付けて固定する分だけ残した
状態で柿を繋げること。
柿同士がくっつかないように、適宜、間をあけて繋げること。
(柿同士が接着してしまうと、その部分がカビてしまうので)
・柿の枝がT字にならなかったものや、ヘタが取れてしまったものなどは、
柿の真ん中にヘタと平行になるように竹串で串刺しして、串の両端を
紐で結んで繋げていく。
(串刺しのものは串刺しのものだけで集めて繋げるとやりやすい)
・柿を繋げたら、鍋いっぱいの熱湯を用意し、15秒ほどつけて殺菌消毒
する。すべての柿が熱湯につかるようにする。
熱湯消毒した後は、柿に触れないように注意すること!!

↑ 家の軒下で干している所。窓からワニ君がのぞいてます(笑)。
枝がT字にならなかったものは、串刺しで干してあります。
・風通しの良い場所に2週間くらい干す。
カビをはやさずに作るためには、最初の数日の天候が大事なので、
天気をチェックして、晴天が数日続くときに干し始める。
雨に当たらないように干す場所に注意する。
(雨が当たるとカビが生える原因になる)
柿同士が接着している場合は、表面が乾いたタイミングで、お互いを
接着面をはがして、ずらしながら干す。
柿同士をつないでいるビニール紐などが柿と接着している部分も、
同様に、ずらしながら柿表面がまんべんなく乾くようにする。
・干し始めて一週間くらいして、柿の表面が乾いたら、柿を手で揉みほぐす。
(ビニール手袋などをして、直接、手で触れないように注意する)
柿をもみほぐすことで、柔らかく甘い干し柿になる。
何度もみほぐしても良いらしいが、出来上がるまでに最低1~2回はした
方が良いかと・・・
・出来上がった干し柿は、ラップで一つ一つ包んで、冷凍用の保存袋に
入れて、冷凍保存しておくと、半年くらいは日持ちするそうです。

↑ こちらが完成品の干し柿。直射日光にガンガン当てて作ったので、
黒くなりました(苦笑)。あまり直射日光に当てない方が、色良く
できるらしいのですが。。。

↑ 干す最後の期間が、雨天続きだったため、室内干ししていたのですが、
気づいたら、いくつかカビてしまいました(涙)。
干している間にかびた場合でも、焼酎で消毒して干し直す方法なども
あるそうなのですが、もう出来上がった時に気付いたので、小さいカビ
だったので、その部分だけ除去して食べてしまいました・・・(=∀=)
私個人としては、2週間干すよりも1週間半くらい干した時にできる
外は干し柿・中は熟柿という状態が好きなのですが、なかなか食べる
タイミングが難しく、干す期間が短いと微妙に渋が残った状態だし、
干し過ぎると固めの干し柿になってしまうので、味見しながら、自分の好み
のタイミングで完成を決めています(*´~`*)
加工するとはいえ、自分の家だけでは処理しきれないので、
色々な方に柿をもらっていただきました( ;∀;)
干し柿にするなどの加工する用途が決まっていればいいのですが、
渋抜きして生食で食べる場合などは傷があると、
そこからカビる心配があるので、こちらから柿を渡す場合は、
柿に傷がないかをチェックしつつ、軽く拭いて汚れを取ってから渡しました。
この作業が意外と大変で・・・結構、柿のヘタの部分にクモの巣があったり、
小さな傷があって、渡せない物も多くて苦戦しました。
でも収穫した柿を、たくさんの方に引き取って貰え、本当によかったです!!
捨てるのはもったいないなぁ。。。と、思っていたので(>_<)
貰っていただいた方から聞いた話だと、細切りにして、柿の天ぷらにして
食べたところ、渋もしっかり抜けて、ニンジンの天ぷらみたいな感じで
美味しかったとのことでした(*'ω'*)
家でも作ってみたのですが、ちょうど油がなくて、
フライパンで1㎝にも満たない量の油(・・・少なすぎる!!)を敷いて、
作ってみましたが、最終的に、出来の悪いお好み焼きみたいな
ベチャベチャ感が半端ない不思議な料理が出来上がりました(*_*)!!
しっかり火が通ってる所は、渋が抜けていましたが、火の通りが甘い
ベッチャっとした箇所は、若干、渋が残っていました。
でもほんのり甘い味がして、あかりは「美味しい!」と言って、
喜んで食べてくれました☆
次回作るときは、ちゃんと油を用意して、ちゃんとした天ぷらを
作りたいと思います!
本当は、いぶきの内視鏡入院のことを書こうと思いつつ、
軽く、柿の話題を書くつもりが、長文になってしまったので、
記事を分けて、次回、書きたいと思います(*- -)(*_ _)ペコリ
気付けば、もう10月下旬ですね(汗)。。。
一か月程、更新をサボっておりまして、ごめんなさい。。。
この一か月、何をしていたかというと。。。

柿と悪戦苦闘しておりました。。。
柿の木って、こんなに実がなるの?!という感じで、
ただただ驚いております(;^ω^)
近所の柿の木も、たくさん実をつけている光景が見られるので、
今年は柿のなり年なのかもしれませんね。。。
少なくとも700個以上はとれました。。。
上の写真のような光景を、4~5回、目にしております。。。
収穫し始めの頃は、「こんなに採れた( *´艸`)!」と喜んでおりましたが、
最近は、「えっ?!まだこんなに採れるの(;'∀')???!」と、
ただただ驚くばかりです。
ほぼ収穫が終わったものの、でもまだ木の上の方に幾分、残ってます。
多分、100~200個は残っているかと思われます。。。( ゚Д゚)
収穫中に大きく傷つけたり、収穫後の処理が間に合わずに、
カビてしまって捨てた柿もあるので、1000個くらいは木になっていたかと。
摘果とか一切していなかったので、一つ一つは小ぶりなのですが。。。
それでもたくさんあると、なかなか大変でした。
そして渋柿なので、そのままでは食べられないという。。。((+_+))
まぁ、日本に存在する柿ってのは、ほとんどが渋柿で、柿の品種だけでも
1000種あるそうなんですが、完全甘柿は10数品種のみだそうです。
お店に売られている柿も、渋抜きされて売られていたりします。
(勿論、完全甘柿の品種も売られてます!
完全甘柿は、柿の実にゴマの入ってるやつです)
売られている柿は、炭酸ガスを使って、大量の柿を一気に脱渋することが
多いそうです。ドライアイスを使えば、家庭でもできるらしいので、今度、
ドライアイスが手に入ったらやってみようかな・・・
柿の渋が抜ける速度が早いので、シャキッとした柿に仕上がるそうです。
話がそれましたが、我が家で収穫した柿は、
収穫時に傷がついたものは干し柿に、傷のないものは柿の渋抜き用
アルコール(通常、ホワイトリカーなどのアルコール度数35%以上のお酒を
使えば渋抜きできるそうですが、アルコール度数が高い方が確実に早く
渋が抜けるとのことです)を使って、生食用に渋抜きをしました。

↑ しばらく、柿にキッチンが占拠されていました・・・
ヘタが上に向いている柿は、傷ものなので、干し柿用。
ヘタが下に向いている柿は、アルコールでの渋抜き用。
所々にある、赤い柿は熟し始めているので、そのままブヨブヨに
なるまで熟させてから食べます(熟すと勝手に渋が抜ける)。
ここでちょっと備忘録として、柿の渋抜き方法を書きたいと思います。
昨年も柿の処理をしたのですが、完全に忘れてたので・・・
<アルコールによる渋抜き方法>
・35%以上のアルコールを使用する。
アルコール度数が低いと、うまく渋が抜けない or 時間がかかる。
・柿のヘタを短く切っておくこと。
柿が渋いのは可溶性タンニンを含んでいるためであるが、
アルコールが酸化することでできるアセトアルデヒドを、柿がヘタから
呼吸することで果実内に取り込む。
アセトアルデヒドとタンニンが結合することで、タンニンが不溶化され、
食べても渋みを感じなくなる。
(炭酸ガスを使う場合、炭酸ガスにより柿が酸欠状態になるので、
柿の果実内でアセトアルデヒドを作られ、渋抜きされる。
干し柿は、皮をむくことで表面に皮膜ができてしまい、柿の果実が
呼吸できなくなるため、渋抜きされる。)
⇒参照:『日本植物生理学会のサイト 植物Q&A』より
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=2545
<干し柿の作り方>
・柿のヘタについている枝の部分をT字になるように残して収穫する。
・柿を洗って、余分なヘタの部分を切り取り、皮をむく。
(ヘタは、柿の実と接着していないピラピラしている部分だけ取る。
ヘタ全部が取れてしまうと、干しにくくなるうえ、干して水分が抜ける
過程で、ヘタのくぼんでいる部分を巻き込むように縮んでいき、
ヘタのくぼみの箇所が風にさらされにくくなることから、カビてしまう
こともあるので、ヘタ全部を取らないように注意する)
・柿のT字になっている枝の所に紐(タコ紐やビニール紐)を巻き付けて、
柿同士を繋げていく。
紐の一番上は吊るす場所に巻き付けて固定する分だけ残した
状態で柿を繋げること。
柿同士がくっつかないように、適宜、間をあけて繋げること。
(柿同士が接着してしまうと、その部分がカビてしまうので)
・柿の枝がT字にならなかったものや、ヘタが取れてしまったものなどは、
柿の真ん中にヘタと平行になるように竹串で串刺しして、串の両端を
紐で結んで繋げていく。
(串刺しのものは串刺しのものだけで集めて繋げるとやりやすい)
・柿を繋げたら、鍋いっぱいの熱湯を用意し、15秒ほどつけて殺菌消毒
する。すべての柿が熱湯につかるようにする。
熱湯消毒した後は、柿に触れないように注意すること!!

↑ 家の軒下で干している所。窓からワニ君がのぞいてます(笑)。
枝がT字にならなかったものは、串刺しで干してあります。
・風通しの良い場所に2週間くらい干す。
カビをはやさずに作るためには、最初の数日の天候が大事なので、
天気をチェックして、晴天が数日続くときに干し始める。
雨に当たらないように干す場所に注意する。
(雨が当たるとカビが生える原因になる)
柿同士が接着している場合は、表面が乾いたタイミングで、お互いを
接着面をはがして、ずらしながら干す。
柿同士をつないでいるビニール紐などが柿と接着している部分も、
同様に、ずらしながら柿表面がまんべんなく乾くようにする。
・干し始めて一週間くらいして、柿の表面が乾いたら、柿を手で揉みほぐす。
(ビニール手袋などをして、直接、手で触れないように注意する)
柿をもみほぐすことで、柔らかく甘い干し柿になる。
何度もみほぐしても良いらしいが、出来上がるまでに最低1~2回はした
方が良いかと・・・
・出来上がった干し柿は、ラップで一つ一つ包んで、冷凍用の保存袋に
入れて、冷凍保存しておくと、半年くらいは日持ちするそうです。

↑ こちらが完成品の干し柿。直射日光にガンガン当てて作ったので、
黒くなりました(苦笑)。あまり直射日光に当てない方が、色良く
できるらしいのですが。。。

↑ 干す最後の期間が、雨天続きだったため、室内干ししていたのですが、
気づいたら、いくつかカビてしまいました(涙)。
干している間にかびた場合でも、焼酎で消毒して干し直す方法なども
あるそうなのですが、もう出来上がった時に気付いたので、小さいカビ
だったので、その部分だけ除去して食べてしまいました・・・(=∀=)
私個人としては、2週間干すよりも1週間半くらい干した時にできる
外は干し柿・中は熟柿という状態が好きなのですが、なかなか食べる
タイミングが難しく、干す期間が短いと微妙に渋が残った状態だし、
干し過ぎると固めの干し柿になってしまうので、味見しながら、自分の好み
のタイミングで完成を決めています(*´~`*)
加工するとはいえ、自分の家だけでは処理しきれないので、
色々な方に柿をもらっていただきました( ;∀;)
干し柿にするなどの加工する用途が決まっていればいいのですが、
渋抜きして生食で食べる場合などは傷があると、
そこからカビる心配があるので、こちらから柿を渡す場合は、
柿に傷がないかをチェックしつつ、軽く拭いて汚れを取ってから渡しました。
この作業が意外と大変で・・・結構、柿のヘタの部分にクモの巣があったり、
小さな傷があって、渡せない物も多くて苦戦しました。
でも収穫した柿を、たくさんの方に引き取って貰え、本当によかったです!!
捨てるのはもったいないなぁ。。。と、思っていたので(>_<)
貰っていただいた方から聞いた話だと、細切りにして、柿の天ぷらにして
食べたところ、渋もしっかり抜けて、ニンジンの天ぷらみたいな感じで
美味しかったとのことでした(*'ω'*)
家でも作ってみたのですが、ちょうど油がなくて、
フライパンで1㎝にも満たない量の油(・・・少なすぎる!!)を敷いて、
作ってみましたが、最終的に、出来の悪いお好み焼きみたいな
ベチャベチャ感が半端ない不思議な料理が出来上がりました(*_*)!!
しっかり火が通ってる所は、渋が抜けていましたが、火の通りが甘い
ベッチャっとした箇所は、若干、渋が残っていました。
でもほんのり甘い味がして、あかりは「美味しい!」と言って、
喜んで食べてくれました☆
次回作るときは、ちゃんと油を用意して、ちゃんとした天ぷらを
作りたいと思います!
本当は、いぶきの内視鏡入院のことを書こうと思いつつ、
軽く、柿の話題を書くつもりが、長文になってしまったので、
記事を分けて、次回、書きたいと思います(*- -)(*_ _)ペコリ
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